トワイライトエクスプレス乗車日記 7話

線路独占
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走ってダイナープレイヤデスから戻って来て、窓に突進っ。

きゃ~っ。線路だ! 最後尾だ!! 

やっぱり「下り」もいいなぁ。少しだけ下り気分。日が落ちてだんだん暗くなって来てるので、室内の電気を消して、しばらく外を見つめる。

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いつの間にか、外は真っ暗で、人や車の往来はなく、小さな踏切や線路脇の明かりだけが、ぽつんぽつんとしていて、ちょっと昔にトリップしたような風景がなつかしい。

この辺りからトンネルが多くなる。

もうすぐ青函トンネルだ。
青函トンネルは、函館~青森間を結ぶ海底100mのトンネルで、トワイライトエクスプレスは、このトンネルを時速80Kmから120Kmで走行する。

青函トンネル!
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青函トンネルの中は所々に横穴みたいなのがあったり、蛍光灯の明かりが連なっていたり、真っ暗になったりとトンネルならではの風景が続いていた。不思議な事にトンネルの中の空気が澄み切っているのが確かにわかる。上り1号車1番でしか見れない貴重な風景だ。ここでカメラを窓横に置き、トンネルに集中……。

竜飛海底駅を通過。

吉岡海底駅を通過。

わ~っ、海底なのにちゃんと駅があるー!!
どちらの駅も肉眼ではっきり確認できた。

そして青函トンネルを抜け本州に入る。


EF81
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21時19分
EF81が静かにやってきた。
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遠くで一度停止し、暫く経って笛が鳴る。
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21時20分
スーッ とEF81が近づいてきて ガッシャン と1号車に連結し車内が、揺れた。
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静かに笛の音だけが闇に抜けていく。何かの儀式のようにも思えた。

走行始めると、外は真っ暗だ。ここでようやく室内の電気を灯け、EF81を暫く眺めて、シャワーを利用した。

あっ、いかん!
パブタイムが終わる!


ラストオーダー間際に、ダイナープレイヤデスに直結した室内電話でルームサービスをお願いする。室内に置いてあったパンフレットのパブタイムのメニューかわ2つを選択。実は前々からトワイライトエクスプレスのオフィシャルホームページをチェックしておいたんだ(^^)v。

だけど、そのメニューと現在のメニューは違っていて存在しなかったため、クルーがメニューリストを持ってきれくれ、そのメニューを見て注文する。

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使い捨てのお皿に盛り付けられていた。
これを食べて、トワイライトエクスプレスのすれ違いを待った。


すれ違い
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品格ある貴婦人同士のすれ違いは誰も気づかない真夜中に行われる。

ある小説には、
「乗客のほとんどが気づかない、ある劇的な瞬間がトワイライトエクスプレスに訪れる。(中略)『貴婦人』と『貴婦人』の真夜中のすれ違いは、誰にも見られることなく、闇の中で密やかに、そして速やかに行われる。」
とも表現されている。

貴婦人といえば、蒸気機関車というイメージがあるけど、素直に納得っ。
その劇的な瞬間を、右側の窓で張り込む。待ち望んでいた瞬間だ。


あっ!
下りのトワイライトエクスプレスのヘッドライトが見えたかと思うと、びっくりするくらいの近距離を一瞬ですれ違った。

ゴゴオォーッ
おおっ~っ

下りのヘッドライトの明かりでそれがEF81である事がはっきりと確認できた。


そして、暫くソファーから外を眺めてた後、
ちょっとだけ、ちょっとだけ……! 
と思いながらベットに入った。
くーっ、ここで朝6時までの5時間も眠ったしまったんだ(><)



この記事へのコメント

tje
2007年06月29日 14:13
こんにちは。いよいよ青函トンネルですね。
写真の先に見えるのはどこの駅かなぁ。知内にしてはまだ明るいし・・・。
青函トンネルのこのアングルの写真は私も初めて見ました。
吉岡海底駅は北海道新幹線建設のための資材基地になっていますので降りることは出来ませんが、竜飛海底は見学が可能です。青函トンネルはタバコを立てても倒れないと謳われました。確かにほとんどゆれませんね。1号車は最後尾でゆれやすいのですが重量級の客車なので、気にならなかったのではないかと思います。

さて、青森信号場での「儀式」は他の乗客は見ることが出来ませんから文字通り「独り占め」ですね。

大久保駅でのすれ違いも、上りは停車ですが下りは通過なので本当に一瞬ですね。一般的に貴婦人はSLのC57の事を指します。山口線で現役です。他には空の貴婦人としてDC-8旅客機があります。トワイライトも現代の貴婦人と呼ばれる日も遠くないのかもしれませんね。

次回は6時過ぎ・・・。6:20頃の車掌の放送で目覚め、富山県付近を走っているのかな?
くらり
2007年06月29日 18:28
もう、身動きできませんでしたよ。いつも、ずっと窓にへばりついていたので、ソファーにはそんなに座れませんでした(^^;;
それと、トンネルの中の空気が透明なんです、びっくりです!
そういえば、トンネルの中では揺れなかったような気がします。海底なので耳がキーンとなるのかなぁと思ってたのですが、全然大丈夫ですね(笑。
竜飛海底駅で降りてみたくなりました!
貴婦人はやっぱりSLですよねっ。でも個人的にはSLは男性的だと思うのですけど…。
トワイライトは品格では申し分がないので、貴婦人はトワに譲ってもらえないかなぁ。
やっこ
2007年06月29日 22:30
早速お邪魔に来ました~♪
私の経験できなかった、札幌発の様子やディナーの様子、そして何より1号車の様子などなど…1話から一気に読ませて頂きました。
それにしても、ドラマのようなハプニングの数々。おもしろく(ゴメンナサイ)読ませて頂きましたが、くらりサンは大変だったですね。
でも、これも旅の思い出!?ですか???
私のような、にわかトワイライトファンとは違って、くらりサンはよくご存知ですね。
列車の旅も、なかなかいいものだなぁ…ってよく伝わってきます(*^_^*)
2007年06月29日 23:22
わぁ(はぁと)、やっこさん☆ご訪問ありがとうございます(^^)/。嬉しいですっ。ハプニングはトワに乗車できなかったら単なる不幸な出来事ですけど、トワが挽回してくれたのでいい思い出ですっ。でも私もにわかファンかもです。だって私も初乗車なんですもん(^^ゞ

同じ時期にトワイライトに、しかもスイートに乗車された方を発見して、とても嬉しくなりました!
ささゆり
2007年06月30日 18:30
くらりさん、おめでとうございます。
一気に乗車日記拝見させていただきました。
すごくハプニングがあって大変でしたね。
私はチケット取ってもらってからの1ヶ月が
待ち遠しかったですが、急にチケット取れても
大変だった様子が日記読んで良く解りました。
この間、どこ行ったのかなあと思ってた
トワイライトのスリッパが出てきました。ロゴ
入りのスリッパです。もっと大切にしないと
いけませんね。
日にちが違いますが6月22日~25日私も
北海道に行ってました、利尻島・礼文島なので
全く方向違い往復飛行機ですが。来月は富良野
に行く予定です。夏は北海道ですね!
2007年06月30日 21:31
ささゆりさん(*^^*) ありがとうございますっ(^^)v 今でも興奮してます!

ちょくちょくささゆりさんのブログを拝見しては「おしっ、絶対に行くぞぉ~っ」と気合を入れてました。
でも、下りの壁はやっぱり厚いです。あぁ私も下りに乗りたいですっ。

礼文島と利尻島!素敵ですね。海に浮かぶ小さい島がいいですよね。海鮮物も美味しそう…(^^)p。
実は以前、礼文島の「うに」をネットで買っら美味しかったので、礼文島=「うに」が頭の中に刷り込まれてまして…(^^;;

富良野は来月だとラベンダーがいっぱいですねっ。(この間富良野に行った時はラベンダーはまだまだで、菜の花が咲いてました)
本当に今から北海道の良い季節ですよね。私も行きた~い!ですっ。
こきん
2007年06月30日 22:04
・・・ラベンダーかーっ

だったらオレも行きたいなぁ
2007年06月30日 23:15
おおおおおっ、そっかぁ、こきんさんカラーですねっ。あぁ! それでラベンダーキャラメルだったんですね(^^)。